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NBAのドラフトロッタリーも行われ、なんとBullsがその確率1%ほどだった全体1位の指名権を獲得しました。なんとも羨ましい限りです。もともとドラフト上位で指名された選手の多いチームですし本来ならば今季プレイオフを逃す事自体が驚く状況ですからこれでますますチームには明るい未来が見えていることでしょう。
まだヘッドコーチを誰にするのかも決まっていませんが、元76ersのEric Snowなどの名前も取り沙汰されているようですね。選手時代の事を考えればきっと彼ならば良いコーチになってくれるでしょう。それにしてもBulls、ああ羨ましい。。。シクサーズに今必要なのはまさにMichael Beasleyのような選手なんですけどね。
さて、それはそれとして、今日もシクサーズのレビューを続けます。スターターは終わったので今日はサブの中でもプレイタイムの多かったReggie Evansから。

Evansはサブと言っても改めて記録を見返すと61試合もスターターとして出場しているのですね。勿論シーズン当初スターターで出ていたのは印象強いのですが、シーズンが進んでからはThaddeus Youngがスターターをつとめ、ベンチからの出場が多くなりました。
もともとそのリバウンド能力を買われて入団して来た訳ですが、23分の出場で7.5リバウンドと期待どおりの活躍をしてくれたのではないでしょうか。昨年は48分間あたりのリバウンド数はリーグトップでした。今年は7位になっていますがそれでも十分だったと言えるでしょう。Evansが来る前はリバウンドを全く取れなかったチームだったわけですが、今年はそれも改善され、1試合平均ではリーグ30チームの中で15位とちょうど中間までは来る事が出来ました。また、オフェンスリバウンドの数ではリーグ2位とここでは大きく成果が出ているような気がします。
Evansに期待していたのはそのリバウンド力だった訳ですが、試合を見ているとやはり彼の一番の売りはリバウンドだけにとどまらず、常に動き回っているその存在そのもののように思います。ディフェンスの際にはウィークサイドからダブルチームに走る場面が何度もあり、そのタイミングも結構予期せぬ所で来たりするため、結構相手チームには嫌な存在だったのではないでしょうか。威圧感とか、恐怖感は全くないと思うのですが、まさに「嫌」、とか「うっとうしい」という表現がぴったりの選手のように思います。
Pistonsとのプレイオフではスターターで出場することはありませんでしたが、勝利を収めた第一戦は特に地元で行われた第3戦では11得点、14リバウンド、第二戦は13得点、11リバウンドと2試合続けてのダブルダブルを記録しました。地元で行われた第3戦では9得点、5リバウンドとおとなしい数字になったものの、記録に表れない至る所で活躍し、観客からReggie, Reggieの声援を受けていました。この試合はPistonsが23個とシーズンハイのターンオーバーを記録したのですが、うち2つはEvansのスティールでしたし、それ以外にも顔を出しているプレーがいくつもあったように思います。
今季はシーズン当初はスターターだったものの、その後はThaddeus Youngにその座を譲りました。彼のプレイスタイルだとスターターで長い時間出場して息が切れているようでは持ち味が生きないでしょう。やっぱり彼にはベンチから出てきてもらってノンストップで動いてもらう、というのが一番なのかも知れません。オフェンス力は正直ゼロですが、サラリーも4ミリオン程度ですし、年齢もまだ28歳と老ける年齢でもありません。良いバックアッププレイヤーを確保したと思います。
来年は本当にバックアップとしてプレーできるような大物を獲得してもらいたいのですがどうなるでしょうか。
Reggie Evansスタッツ
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テーマ:NBA - ジャンル:スポーツ