新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサーサイト
(76ers)シーズンレビュー Willie Green
まずはスターターのレビューをポジションとして大きい順に書いていて、先日はPGのAndre Millerまで来ました。そしてふと気がついたのですが、本来に先にレビューを書くはずのSG Willie Greenをすっかり忘れていることに気がつきました。

記録としては昨シーズンとかなり似た数字となっています。いろいろな項目でキャリアハイを記録していますが、得点は11.3から12.4ですからほぼ同じですし、全ての試合でスターターとして起用された初めての年である意味記録が伸びるのは当然と言えるかも知れません。
シーズン前はRodney Carneyとスターターの座を激しく争いました。かなり僅差でGreenが勝ち取った訳ですが、結局シーズンが終わるまでその座を明け渡すことなく、出場74試合中74試合でスターターとなっています。このスターターという意味は優れている、というよりも彼のタイプとしてベンチスタートではなかなか働けない、というCheeksの判断ではないかと思われます。
スターターとして試合序盤から出場はするものの、緊迫した試合の終盤にはベンチにいる事も多く、Lou Williamsが代わりに出ているというケースも多かったように思います。
ボールを持つ時間が長すぎてオフェンスのリズムを崩す、というイメージがあるGreenですが、今年数少ない放送の中で見た限りではそのようにボールを持つ時間が長すぎる、というイメージは薄らいだように思います。これもAndre Millerがしっかりオフェンスをコントロールしていた影響でしょうか。
と言ってもシュートの数でいけば昨年が868本、今年が870本ですからほぼ全く同じ数のシュート数とはなっています。1試合平均にすれば約12本のシュートを打っていた計算になります。FG%は43.6%とこれまででは最高の成績になり、この点は大きな進歩かと思うのですが、見た目にシュートが上手くなったという印象は全くなく、恐らく今季はファーストブレイクが非常に多かったために、レイアップなどが多く、そのためのFG%の向上ではないかと思います。
実際スリーポイントなどは28.5%とキャリア最低を記録しています。しかし、スリーポイントのシュート数では昨年の157本から179本と増えており、1試合平均2.4本のスリーを打っていた事になります。どうせ入らないんだから打たないでくれよ、と思う人も多かったと思うのですが、打たずにいられない本能、とでも言うのでしょうか、なんとも使いづらい選手だと思います。
SGというポジションでありながら得点は12点程度でフツーの成績ですし、何よりシュートを打たせても怖さはありません。そうかと思えばBruce Bowenのような激しいディフェンスができる訳でもなく、かと言ってBowenやRaja Bellのようにスリーポイントを狙える訳でもありません。むしろ相手にしてみれば「アイツに打たせろ」くらいの感じではないでしょうか。Bowen, Bellの二人ともGreenとほぼ同じようなサラリーですし、二人とも一時は76ersに在籍した選手なんですけどね。
サラリーはまだ来季も含めて3シーズン残っているのですが、年間3~4ミリオン程度のサラリーでトレードに含めるには丁度良い選手ではないでしょうか。相手からいらない、と言われる可能性も大ですが、何かスペシャルな特技を身につけない限り先は長くないような気がします。
Willie Greenスタッツ

記録としては昨シーズンとかなり似た数字となっています。いろいろな項目でキャリアハイを記録していますが、得点は11.3から12.4ですからほぼ同じですし、全ての試合でスターターとして起用された初めての年である意味記録が伸びるのは当然と言えるかも知れません。
シーズン前はRodney Carneyとスターターの座を激しく争いました。かなり僅差でGreenが勝ち取った訳ですが、結局シーズンが終わるまでその座を明け渡すことなく、出場74試合中74試合でスターターとなっています。このスターターという意味は優れている、というよりも彼のタイプとしてベンチスタートではなかなか働けない、というCheeksの判断ではないかと思われます。
スターターとして試合序盤から出場はするものの、緊迫した試合の終盤にはベンチにいる事も多く、Lou Williamsが代わりに出ているというケースも多かったように思います。
ボールを持つ時間が長すぎてオフェンスのリズムを崩す、というイメージがあるGreenですが、今年数少ない放送の中で見た限りではそのようにボールを持つ時間が長すぎる、というイメージは薄らいだように思います。これもAndre Millerがしっかりオフェンスをコントロールしていた影響でしょうか。
と言ってもシュートの数でいけば昨年が868本、今年が870本ですからほぼ全く同じ数のシュート数とはなっています。1試合平均にすれば約12本のシュートを打っていた計算になります。FG%は43.6%とこれまででは最高の成績になり、この点は大きな進歩かと思うのですが、見た目にシュートが上手くなったという印象は全くなく、恐らく今季はファーストブレイクが非常に多かったために、レイアップなどが多く、そのためのFG%の向上ではないかと思います。
実際スリーポイントなどは28.5%とキャリア最低を記録しています。しかし、スリーポイントのシュート数では昨年の157本から179本と増えており、1試合平均2.4本のスリーを打っていた事になります。どうせ入らないんだから打たないでくれよ、と思う人も多かったと思うのですが、打たずにいられない本能、とでも言うのでしょうか、なんとも使いづらい選手だと思います。
SGというポジションでありながら得点は12点程度でフツーの成績ですし、何よりシュートを打たせても怖さはありません。そうかと思えばBruce Bowenのような激しいディフェンスができる訳でもなく、かと言ってBowenやRaja Bellのようにスリーポイントを狙える訳でもありません。むしろ相手にしてみれば「アイツに打たせろ」くらいの感じではないでしょうか。Bowen, Bellの二人ともGreenとほぼ同じようなサラリーですし、二人とも一時は76ersに在籍した選手なんですけどね。
サラリーはまだ来季も含めて3シーズン残っているのですが、年間3~4ミリオン程度のサラリーでトレードに含めるには丁度良い選手ではないでしょうか。相手からいらない、と言われる可能性も大ですが、何かスペシャルな特技を身につけない限り先は長くないような気がします。
Willie Greenスタッツ
スポンサーサイト
コメント
グリーン、、、うーん。安定感ないし、いらないと言えばいらない。
けれど、かと言って不良債権になるほどではないし、むしろサラリーは手頃。
難しいですねぇ。トレードをするのには、彼が第一候補かもしれませんね。市場価値も悪くはないでしょうし。
自分はイグダーラはSGで使いたい派なので、それで最終的にカーニーなりヤングなりが成長してくれれば、いいんですけどね。
でもやっぱシクサーズの選手だからなあ、、、
- 2008/05/20(火) 22:37:49 |
- URL |
- goldluna #Q02d7fDQ
- [ 編集 ]
Greenはいろいろな意味で使いやすい選手と言えるのかも知れません。
とりあえず何をやってもそこそこはこなす、という意味でも使いやすいですし、サラリーも4ミリオン以下、年齢もまだベテランというほどでもない、ということでトレードにも使いやすいのではないかと思います。
Youngが成長し、このオフに強力PFを獲ればIguodalaをSG、SFにYoung、PFのその新加入の選手という布陣で十分だと思うのですけどね。
レジーもレビューしてや
- 2008/05/22(木) 20:46:52 |
- URL |
- #-
- [ 編集 ]