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なんとなんと連勝の止まらないシクサーズはついに108-92でLakersも下して6連勝となりました。更に試合前には来年Cheeksの続投もBilly Kingが発表しており、噂されていたLarry Brownのコーチ就任、という事はなくなりました。
今日の試合は観客数が20,577人と今季はじめて満員となりました。ここのところの調子の良さに加えて、やはり地元出身のKobeが来るからというのが大きいのでしょうか。実際にはKobeへは誰よりもブーイングされてしまうんですけどね。それにしても満員とは素晴らしいです。久しぶりに活気のある雰囲気だったでしょう。
先週からホームゲームが続くのである程度期待はしたのですが、まさか全部勝ってしまうとは。6連勝するとは誰も予想してなかったでしょう。
今日もIguodalaは31得点、8Rと活躍してくれました。ハイライトでは素晴らしいダンクの数々を見ることができました。また、今日はマッチアップする相手がKobeということあり、攻守に大変だったと思いますが、結局そのKobeは30得点で12/27、後半ではわずか3/14で9得点と彼に対するディフェンスは成功だったと言って良いと思います。
これまでも相手チームの最高のオフェンスプレイヤーをマークすることが多かったIguodalaですが、以前と違うのはその相手のプレイヤーにIguodalaがオフェンスでプレッシャーをかけることになった事でしょうか。Iversonがいる時にはほとんどオフェンスに絡むこともありませんでしたから、Iguodalaはひたすら守るだけ、という感じで厳しい状況でした。今日などもKobeはIguodalaに対するディフェンスでプレッシャーをかけることもできたと思うので、そのあたりも結果に多少影響していると思います。
それにしても今日は良くファウルを貰いました。最終的には37本のFTを放ち、うち29本を決めています。対するLakersは14本しか打たせてもらっていません。Cheeks曰く、ドリブルでどんどんペネトレーションして行こうとしたそうですが、それにしても37本というのは最近あまり記憶にない数字です。
相変わらずDalembertはリバウンドで大活躍しており、今日も16リバウンドもぎ取っています。前の試合も17リバウンドですし、この二桁リバウンドがいつまで続いてくれるか。
今日はターンオーバーが7と久しぶりに一桁の数字になりました。ここ連勝している時でもターンオーバーがわりと多かったのは気になっていたのですが、今日の試合ではそれもなかったようで、今日は内容としても素晴らしかったのではないでしょうか。
ここ最近の連勝があっても来年のLarry Brownのコーチ就任の噂は絶えませんでした。ある意味そのような噂を打ち消すためにBilly KingがCheeks続投を発表した形となりました。
Larry Brownは弱いチームを再建するには最適な人材です。彼がもし来年に就任してくれれば来年プレイオフに出場することも十分あり得るでしょう。しかし、同時に彼は若い選手を信用しない事でも有名です。それらの選手をトレードで放出して見返りに渋いベテラン選手を獲得する、というのが彼のパターンです。
今年のドラフトでは1巡指名権が3つ、更にはチームのメンバーのほとんどが若手という状況は彼には我慢がならないかも知れません。Willie Green, Koverあたりは真っ先に放出されそうです。
Cheeksはヘッドコーチとしてはまだ実績は十分ではありません。Blazersでは3年間チームを指揮していましたが、Stoudamire, Darius Milesなどチーム内にはなにかと問題を抱える選手も多く、納得できる成績は残す事ができませんでした。ただし、彼の目指すチーム像のようなものはなんとなくわかるような気がします。もともと周りの選手をうまく使うPGでしたし、ディフェンスにも定評のある選手でした。そういった意味ではLarry Brownの理想とする姿にそう遠くはないと思います。
Cheeksについて誰もが言う事としてその人柄の良さです。選手達とも仲が良く、行き過ぎるとナアナアになってしまうかも知れませんが勿論そこまでは行っていないようです。やはり選手から慕われるヘッドコーチというのは選手のモチベーショも違うでしょうし、チーム全体のムードも違うでしょう。Larry Brownくらいまで行けば選手と仲良くなくともとりあえずこのコーチに着いて行けば大丈夫だろうという気も働くでしょうけどね。
Brown就任を期待していた人もたくさんいるかも知れませんが、私としてはCheeks就任でほっとしています。そもそもBrownのチームをずっと見ていたので少し飽きてしまった、という事もあるのかも知れないですけどね。
今年のドラフトでは3つの指名権を上手く使って有望な選手を獲得できることは間違いないでしょう。それらの新人に加え、今の選手達を合わせた若い有望なチームをCheeksがどのように引っ張って行ってくれるか期待したいと思います。
明日はTV放送です。でも連戦だし、敵地だし、単純に確率論から行けばそろそろ負けそうな・・・。
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テーマ:NBA - ジャンル:スポーツ