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明日のCavs戦を皮切りに今年の後半戦がスタートします。現在シクサーズは25勝27敗でイースト8位。9位には2ゲーム差でシカゴがひたひたと来ています。しかし、7位から上も比較的僅差でディビジョントップのNetsとも4ゲーム差ですから、追いつけない位置ではないでしょう。
今年はディフェンスがなかなか機能せず、平均失点は101.4点で下から4番目の成績です。オフェンスは内容はともかく、得点だけはあげており、一時は平均100点を超えて2位に位置していました。現状では得点も少し下がって99.7点で8位となっていますが。
ディフェンスでは今年はともかくリバウンドを取られまくってしまうということが問題とされてきました。確かにリバウンドの数は対戦相手に平均で-1.61となっており、なんとか改善したい所です。
勿論リバウンドも必須ではあるのですが、個人的にはそれよりもディフェンスでのローテーションが上手く行っていない事の方が問題なような気がします。スクリーンやPick&Rollではかなりの確率でフリーに打たせてしまっているのではないでしょうか。
Dalembertというリーグを代表するショットブロッカーがいるにも関わらず、対戦相手のFG%は0.459と下から8番目となっています。Samの存在でインサイドでのFG%は比較的低いかもしれませんが、その分アウトサイドでポコポコ入れられてしまっているのでしょう。
これには単純にディフェンスでの問題もありますが、オフェンスでの無理な攻撃でリバウンドを取られ、速攻を仕掛けられてディフェンスがセットできないという事もあるでしょう。
オールスターで世間に少し存在感をアピールできたかなと思うIguodalaは後半戦もう少し積極的にオフェンスに参加して行きたいと語っています。ここまでシュートを平均約8本しか打っていない彼ですが、少なくともコンスタントに二桁くらいのシュートを打つくらいになってほしいと思います。
前半戦最後のシカゴ戦ではIguodalaとWebberのtwo man gameというシーンが結構見られました。当然チームとしてもIverson, Webberの2人がボールを完全に支配している状況から脱したいと思っているでしょうからIguodalaに速攻の時だけでなく、セットオフェンスでも絡ませたいのでしょう。ここでこの3人が上手く機能するようになれば、相手に取っても脅威ですし、結果的にボールが動いてディフェンス面での負荷も軽減されるのではないでしょうか。
オールスター期間中にShaqがDwight HowardはSteve Francisがチームにいる限り、持っている才能を充分には開花させられないと語っていました。Francisがボールを持ちすぎてHowardに全くボールが行かないから、というのが理由です。
なんとも耳の痛い話ではありますが、もうシクサーズでは何年も言われている事でもあります。Larry Brown時代にドラフト指名権を次々にトレードで放棄し、Iguodalaは久しぶりに獲得した若手の有望株ですから、なんとか本当のオールスターに2年後くらいに出られるよう後押ししたいものです。
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テーマ:NBA - ジャンル:スポーツ