そんな新しい選手がいれば、追い出される危機にある選手も必ずいるもので、そんな選手達のインタビューがありました。全くどうという事はない記事ではあるのですが、思わずつっこみたくなる内容でしたのでまとめてみました。
■Winston Justice「失敗は一度だけ」
まずはWiston Justice。ドラフト当初は1巡評価の選手をよく2巡で指名できたと喜んだのですが、その後の活躍は周知の通り。やっとスターターの出番が回ってきたGiants戦ではある意味伝説となってしまいました。
「一回でも失敗すると皆最悪の選手だと評価してしまう」と語っていてレポーターが「Giants戦のことか?」と聞くと、「一回と言ったのであって、試合のことではない」のだそうです。この試合では相手のOsi Umenyioraには6回のサックを献上しているので失敗は1回ではないのですが、なんだか良くわかりませんがその事ではないようです。
今年は地元に帰らずフィラデルフィアのチーム施設でトレーニングをしているらしく、頑張っている感はありますが、FAでJason Perter, Stacy Andrewsを獲得したチームにあってはバックアップでチームに残れるかどうかという瀬戸際の所です。まあそもそも瀬戸際でもないかも知れませんが。。。
尻に火が付いた、と思っているのでしょうが、それにしても気付くのが遅すぎじゃないでしょうか。
■Lorenzo Booker「俺のポジションを奪ってみろ」
更に、昨年トレードで獲得したLorenzo Bookerもインタビューされていました。
彼も首脳陣によれば彼がドラフトにかかった時から注目していたということで、当初はRBでの活躍と共に、キックリターナーとしての活躍も期待されていました。
が、シーズンが進むにつれて注目もされなくなり、ついには試合でもアクティブにならないようになってしまいました。
そしてBuckhalterもチームを去り、先日のドラフトではLeSean McCoyをドラフトで指名したのですが、Bookerによれば「Westbrookの次の2番手はオレ」だそうです。
昨年シーズンが進むにつれて使われなくなった理由として、「Westbrookの膝の具合も徐々に良くなってきたし、Buckhalterもシーズンが進むにつれて調子が上がっていったから」だそうで、決してBooker自身のパフォーマンスのせいだとは思っていないようです。
そして、McCoyには「come take my job」だそうで。。。いやあ、強気って素晴らしい。
■Jon Runyan「ポジションを取るのは俺」
そしてFAになって膝の手術をし、まだどのチームとも契約をしていないJon Runyanですが、やはり膝はまだまだ回復には時間がかかるようで、まだ子供と裏庭でバスケットボールをして遊ぶこともままならない、ということのようです。子供が何歳かということでもだいぶ印象は変わりますが、要はプレーするには程遠い調子なんでしょう。
それでもまだフットボールへの情熱は消えていないらしく、何故そこまで体をいじめるのか?との問いにも「これまでもずっとやってきて、それが生活の一部。いつでも引退しても良い気ではいるけども、まだ引退したいとは思わない」のだそうです。
これ以上プレーすることが更に膝へのダメージを増加させることに対してもある程度許容しているようで、「40歳の時にはもう自分は50歳、60歳くらいの体のようになってしまうかもしれないが、それでも構わない」のだそうです。そんな将来を見越してか、ニュージャージーの自宅にはエレベーターを設置していようです。
この調子ではトレーニングキャンプまでにどこかのチームと契約することもないと思いますが、それでも「自分の事は自分が一番わかっている。もしイーグルスのキャンプに呼ばれたら、どんな選手が他にいようとも、勝つのはオレだ」ということだそうです。
上の2人とは違ってRunyanが言うと重みが違いますし、単なる大口と言う人も少ないでしょう。でももうこの人は自分の将来を考えたらゆっくりしたら良いと思うのですが。